QUALITY

ライティングで変わる商品撮影

フォトスタジオでの商品撮影は、とてもとても奥が深いものです。同じ商品でもライティング次第で、商品のイメージががらっと変わります。ライティングにこだわればこだわる程、それに応えるようにいい味が出てくる、そんな世界なのです。

とりあえず商品全体に光が回るような万能ライティングを作ってしまえば、無難に商品撮影はできます。
ライティングは固定のまま、商品を入れ替え撮影、次の商品に替えて撮影…1日でかなりの数の商品撮影をこなすことができます。またそれは撮影コストを抑えることにも繋がり、良いことだらけのようにも思えますが…。

例えば、ライティング固定の商品入れ替え撮影の中で『表面に凹凸模様が特徴の皮製キーケース』に遭遇したとしましょう。万能ライティングで撮影すると、次のような写真になります。

形状、模様もわかるし、まぁこんなもんかな。はい、次!
…となるところですが、HAKUEI PUBLICITYでは「はい、次!」とはならないのです。
商品撮影を長年数多くこなしていると、モノを見ただけで、どう撮るとその魅力をより引き出せるかがわかってしまいます。それが故に、「はい、次!」とはなれないのです。

この『キーケース』の特徴は凹凸の斜線模様。
手に取って傾けてみると、明るく見える部分と暗く見える部分が縞模様を演出しているのがわかります。
コレを撮らないでどうする!プロのフォトグラファーとしての魂が騒ぐのです!

この特徴を写真で撮るには、ライティングを変える必要があります。この商品専用のライティングをつくるのです。
テスト撮影を繰り返しながらライトの位置を微調整、商品の魅力を最大限に引き出せるライティングをつくっていきます。

こうしてできた専用ライティングで撮影すると、次のような写真になります。

商品の特徴をしっかりおさえ、クオリティの高い写真になりました。
そこからさらに、皮とロゴマークの質感を出せるようにライティングを工夫してみます。

商品の特徴をしっかりおさえつつ、さらに皮の表面の細かなザラザラ感が出てきました。
このように、商品撮影のライティングはこだわればこだわるほどいい味が出てくるのです。

クオリティの高い写真があれば、デザインも映えてきます。
オンラインショップなどで、同じ商品を扱うライバル達に差をつけてみてはいかがでしょう!

余談ですが…
ライティング固定撮影の場合、1カット5分もかかりません。ばんばん撮れます。故に低コストでの撮影が可能となるのですが…正直、撮る前から無難な仕上がりが予想できてしまうこの撮影、HAKUEI PUBLICITYではどうしても積極的にはなれないのです。
そんな理由から、オンラインショップ様などからご要望があるにもかかわらず「安価での大量商品撮影」は、現在お断りしている状態です。申し訳ありません。
しかし、ご要望にお応えつつ、HAKUEI PUBLICITYのクオリティを保てるような企画を考案中です。お楽しみに!

この専用ライティングでの撮影は、1カット30分から2時間くらいはかかります。こだわり次第では、それ以上の時間もあります。
さらに高度なライティング・撮影技術も要する為、撮影のコストはかかりますが、その分、仕上がりが全く違います!

フィルム撮影の頃から、様々な難易度の高い商品撮影(透明なモノ、半透明なモノ、鏡のように反射するモノなどなど)に挑戦し培ってきた高度なライティング・撮影技術を注いだHAKUEI PUBLICITYのこだわりの商品撮影で、『高品質』な写真をお届けします。

QUALITY LIST

一枚の写真を撮るためにそんなことしてるの?!
このこだわりが、高品質の作品へとつながっています。
HAKUEI PUBLICITYの様々なこだわりを随時紹介していきます!